介護の仕事の昔と今
「仕事」も「自分」も大事にできる職場です。
「介護職」はブラックな業界という印象が強く、どの施設も人材不足に頭を悩ませています。
もちろん、かつての介護ホーム秋桜も例外ではありません。
「どうすれば働きやすい環境になるかな…」
「どんな職場なら、「ずっとここで働きたい!」と思ってもらえるだろう…」
そんな思いから、私たちは環境改善に向けて取り組みをスタートしました。
そして現在、離職率は改善され、有給休暇取得率UP
という明確な結果が得られるまでに成長。
プライベートと仕事を両立していけるよう、これからも改善を続けていきます。
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- 01洗濯、掃除など細々した作業が負担!
- 介護以外の作業が負担になると、本来の業務であるご利用者さまとの時間に全力を注げません。
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- 02役割分担がない
- はっきりとした役割の分担がないため、「やる人」と「やらない人」の差は出てしまう。仕事が速い人ややる人ばかりが損をし、どんどん疲れてしまう状況に。
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- 03重労働で腰を痛めてしまう
- 重度のご利用者さまのお世話は大変。入浴や排泄介助の度に身体を支えるので、腰に負担がかかります。
まさに、この時期の介護ホーム秋桜は、「介護」という言葉にあるネガティブなイメージ通りの環境です。
離職率が高く、職員の入れ替わりが激しいことに悩まされていました。
役割分担の明確化
作業分担をせず「気づいた人がやる」という環境を改善しました。細かく作業を分担し、それぞれがしっかりと自分たちの仕事をこなせるように。もちろん、周囲からのサポートはありますが、ひとりひとりに仕事量が集中しないよう管理しています。
外注を導入&人材を増加し、
作業量の軽減
大変な仕事量の中でも、「もっと利用者さんに向き合いたい」「利用者さんに使う時間を増やしたい」という職員は少なくありませんでした。そこで施設内の清掃は外部の業者に委託、洗濯・入浴にはパートさんを増やし、介護職員の負担を軽減しました。
設備投資で身体的負担を軽減
ご利用者さまを移動させる際や入浴など、職員の身体に負担がかかってしまう業務がたくさんあります。特に負担が大きいのは「腰」で、腰の痛みから離職してしまう職員もいるほどの重労働です。介護ホーム秋桜は、少しでも職員の負担を減らすため、以下の設備を導入しています。
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- リフト
- 移動・移乗用具のひとつ。安全に配慮し、ご利用者さまも安心してお使いいただけます。
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- スライディングボード
- ご利用者さまの全身を抱きかかえることなく、スライドしながら移乗を行う器具です。
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- ストレッチャー
- 身体を起こすことなく入浴できる特殊浴の設備です。寝たきりのご利用者さまにもご利用いただけます。
1対1のOJTで相談しやすい
職場環境
初めて介護職に挑戦する人が安心してお仕事できるように、先輩がしっかりと教えてくれるOJT制度を整えました。実際の業務では、先輩がていねいに指導します。
もし仕事に迷ったときは、いつでも作業を確認できるマニュアルがあります。もちろん、マニュアルで解決できない疑問は遠慮する必要はありません。気軽に質問してくださいね!
福利厚生でしっかりサポート
安心して働ける環境を整えるため、一般的な社会保険や雇用保険はもちろん、
- 研修費用の助成
- 育児休業・時間
- 特定退職金(共済制度)
といった福利厚生も整えました。また、有給取得率をあげるための深堀りを積極的に行なっています。